ドライフードの新しい袋を開けると、猫さんが寄ってくる
ドライフードの新しい袋を開けると、猫さんが寄ってくる…。
「うちもうちも!」という声が聞こえてきそうです。笑
うちでは腸内バイオームでこれを経験したとき、ちょっと震えました。
「もう食べないかも…」と思いつつ新しい袋を開けたら、不食テロ中のはずのめいちゃん、ろりーちゃんがわらわら寄ってきたのです。
ちょっとあげるとガツガツ食べて、「よかった!また食べるようになってくれた‼」と安心したのも束の間、翌日からまた食べる量が減っていきました。
古くなると食べないんですよね。
私の感覚では、開封後2週間ほどで食べなくなってきます。
腸内バイオームは元の好感度がアレなので、3日ともたなかったです。涙
調べてみると、ドライフードは開封したその瞬間から酸化が始まり、風味が落ちていくそうです。
たとえ話:ポテトチップスの教訓
この「酸化によって風味が落ちる」について、わかりやすいたとえ話を聞いたことがあります。
こんな話でした。
封を開けたポテトチップス、食べきれなかったので袋を輪ゴムで留めて冷蔵庫に入れました。
しかし食べるのを忘れて1か月後、冷蔵庫でポテトチップスを発見。
あなたはこのポテトチップスを食べますか?
はい、もちろん答えは
A:食べるわけネーダロ
ですよね(笑)
この「1か月後冷蔵庫で見つけたポテトチップス」を、長年猫さんたちにあげてきたんだと気づいたとき、本当に本当に申し訳ないと思いました。
ドライフードが酸化するメカニズム(調べた内容)
ドライフードが古くなると猫が食べなくなる原因のひとつ、酸化。
フードには動物性脂肪が使われており、空気中の酸素と反応して酸化が進むとのこと。
酸化した脂肪は匂いが変化し、「油くさい」ような風味になるそうです。
人の食べ物で言えば、時間が経ったナッツやポテトチップスのような状態だそうです。
猫はこの匂いの変化に敏感で、少し酸化が進んだだけでも「もう食べない」とそっぽを向いてしまう場合があるそうです。
ジップ袋や密閉容器でも完全に酸素を遮断するのは難しいため、
酸化を遅らせるには空気を抜く=真空保存が有効だそうです。
そして調べに調べて導入を決めたのがHagoogi真空保存容器です。
酸化対策の強い味方―Hagoogi 真空保存容器とは?
Hagoogi真空保存容器は、スイッチひとつで空気を抜ける電動タイプの保存容器です。
私はこの中にフードの袋ごと入れて使っています。
Hagoogi 真空保存容器(公式サイトの商品ページ)


フタを閉めてスイッチを押すと、「ジ―――っ」という音(うるさくはない音ですよ)と共に数十秒で内部の空気がスーッと抜けていきます。
容器全体が軽く、静音なので夜でも気になりません。
見た目もシンプルで、キッチンにそのまま出しておける清潔感があります。
給食用のでっかいお鍋みたいな見た目です。
袋のまま保存できるおかげで、
容器にフードの油分や粉が付かず、掃除の手間もありません。
「袋+真空」という二重構造で、しっかり空気を遮断できます。
実際に使ってみて感じたこと
最初に感じたのは、「こんなに簡単なのか!」という驚きです。
袋ごと容器に入れてスイッチを押すだけで自動で空気を抜けるので、
手動ポンプのような力もいらず、数秒でピタッと真空状態になります。
数日経っても、袋の中のフードがしっとりせず、香りが落ちません。
以前は開封後1〜2週間でめいちゃんが食べなくなることもありましたが、
真空保存を始めてからは、食いつきが安定しています。
うちはミックスフィーディングなので、ドライフードの消費はゆっくりめです。
それで小さい袋でも「めいちゃんが食べなくなる前に食べきる」のが難しかったのです。
でも、真空保存容器に保存しだしてからは、ちゃんと食べきれるようになりました。
私は人用でもペット用でも「食べ物を粗末にする」ことにものすごい抵抗があります。
なので、捨てずに食べきれることがめちゃくちゃ嬉しいです!
「フードの香りが長持ちする」=「猫が喜んで食べる」
このことをとくと実感しました。
一般的な保存方法との比較
保存方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ジップ袋+密閉容器 | 手軽・安価 | 空気が残りやすく酸化防止が限定的 |
冷蔵庫保存 | 酸化を抑えやすい | 出し入れの手間・結露・におい移り |
真空保存容器(袋ごと) | 空気を抜くので酸化防止力◎・清潔 | 初期費用あり(約10,000〜20,000円) |
「密閉」は空気を“入れないようにする”、
「真空」は空気を“抜く”。
この差が、フードの鮮度を大きく左右するようです。
真空保存は「猫の健康を守る日常のひと工夫」
真空保存容器を使うようになってから、
フードの匂い・見た目・食いつきの変化をはっきり感じるようになりました。
毎日フードを小分けにしたり、袋を二重にしたりする手間もなく、
袋のままポンと入れてスイッチを押すだけでOK。
しかも、容器内の空気を抜くだけで「鮮度を守る」「酸化を防ぐ」という
根本的な対策ができるのがポイントです。
「うちの子が最近フードを残すようになった」
「湿気対策はしてるのに、なんか香りが落ちる」
そんな飼い主さんには、Hagoogiの真空保存容器を一度試してみてほしいです。
酸化を止めることは、
猫の「おいしい」「元気」を守ること。
それを手軽に叶えてくれるアイテムだと思います。
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真空保存容器が入ってた箱を再利用(笑)
いいサイズ感です。
喜んで使ってくれました✨

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